障害年金の受給は病名できまる?!症状がひどくてもダメだった解離性障害

障害年金って皆さんご存知ですか?

その名前の通り、障害を持った人が生活していくことの補助のためにもらえる年金です。

その生涯年金ですが、削減されるという話が話題になったこともあります。

実は、この障害年金の受給には病名で受給できるかが決まってしまうことがあるんです。

実際にうちの相方は「解離性障害かいりせいしょうがい」という病名で症状がひどくても受給できませんでした。

この記事では実際にどんな症状があるのか、現状どのような問題があるのかを見つつ、年金機構に電話でどのような返答をされたのかを紹介していきます。

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障害年金とはどんな人がもらえるのか

まず、障害年金について、日本年金機構はホーンページにおいてこのように書かれています。

障害年金は、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。
障害年金には「障害基礎年金」「障害厚生年金」があり、病気やケガで初めて医師の診療を受けたときに国民年金に加入していた場合は「障害基礎年金」、厚生年金に加入していた場合は「障害厚生年金」が請求できます。
なお、障害厚生年金に該当する状態よりも軽い障害が残ったときは、障害手当金(一時金)を受け取ることができる制度があります。
また、障害年金を受け取るには、年金の納付状況などの条件が設けられています。

日本年金機構ホームページ より引用

ここでポイントなのは、障害年金は現役世代も含めて受け取ることができるということです。

さらに大事なのは一行目の「病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合」というところです。

この生活や仕事に制限されるということ、これが重要なポイントのはずなのです。

では、ここから相方の病気である解離性障害の症状や状態を見ていきます。

一人で仕事ができなくてももらえない!

解離性障害の相方。

解離性障害について初めて聞くよという方は解離性障害についてをご覧ください。

実は相方は仕事を一人でこなせません。

なぜなら病気の代表的症状である「解離」は自分がどこにいるのか、何をしているのかなどがわからなくなる場合があるからです。

これは解離性同一性障害という、いわゆる多重人格も原因となり関わります。

仕事中、何をしていたのかや、何をするのかなどがわからなくなってしごとができますでしょうか?

できませんよね?

つまり、解離性障害の人が仕事をするのに、誰かのサポートが必要ということであり、自分一人ではで難しいということです。

これは、日本年金機構の掲げている、仕事の制限に当たるのではないかと思われます。

生活にもサポートが必要!

先ほど仕事にサポートが必要であり、制限があることを書きましたが生活においても同じです。

一人で生活をすることができません。

解離性障害を発症する原因にもなっているものに、PTSDがあります。

これにつきましては解離性障害の原因の記事をご覧ください。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状の中に、フラッシュバックというものがあります。

フラッシュバックとは、PTSDになる原因の物事を今まさに体験しているかの如く思い出される症状です。

これにより、強力な頭痛やめまいが生じます。

このめまいは尋常ではなく、一人で歩くこともままならないほどなのです。

症状がきついときには、一日中家族による、介助が必要になります。

さらに、フラッシュバックが起きているときには、日中行動がほとんどできなくなります。

脳に強大な負荷がかかっているために、疲労が通常とは比較できないほどに大きくなるためです。

これによりずっと寝ていなければならないことが多々あります。

解離性障害の症状の中に解離性遁走かいりせいとんそうというものがあります。

これは、自分がどこにいるのかわからなくなり、どこか知らない場所に行ってしまうことです。

状態によっては、記憶を無くし、別人となってしまうこともあるのです。

このような状態であるために、家族は一人にしておくこともなかなか難しい現状です。

このように、日常生活を送るのにも多々サポートが必要なのです。

これは明らかに生活の制限がかかっていると思われます。

受給不可という日本年金機構の対応は?

このような現状でも日本年金機構は受給不可としました。

さらに電話での対応はこのような形でした。

解離性障害という病名では基本的に需給状況に該当しないとみなしています。仕事にも行かれているということで、障害状況に値しないと判断いたしました。

これが日本年金機構の判断でした。

生活していくうえで、このように常にサポートが必要である解離性障害。

日本年金機構の提示している「病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合」という要件にも十分に該当しているのではないでしょうか?

しかし、障害状況ではないとまで言われたのが現状です。

病名のみでふるいにかけられ、病状は見ないのが現在の障害年金制度というのがわかりました。

障害年金は病名で決まる?!

障害年金の受給は病名だけで決まってしまう場合があります。

これから申請される方は、それぞれの年金事務所の方としっかりと話し、どのような困難があるのか、支障があるのかをしっかりと提示していただきたいです。

そして何よりは、このように病名だけで病状や状態を判断し受給を決める現状が変わることを切に願います。

 

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