
みなさん、手帳を書いてますか?
最近はスケジュール管理のアプリケーションも増えていますが、手書きの手帳の種類も年々増加しています。
これだけ手帳の種類が増えてきている中で大変なのが手帳の選び方です。
書店や文房具店で扱っている手帳を見に行くと、その種類はとても多くなっていますね。
手帳を使っていない人に直接聞いたところ、こんな意見をたくさん聞くことができました。
[chat face="man1" name="" align="left" border="gray" bg="none" style=""]種類が多くてどれを使えばいいのかわからない。[/chat]手帳を長年使っている私もうなずいてしまう納得の意見。
「バーチカル」「レフト」「ブロック」とか書いてるけど何?
週間予定のものもタイプがいろいろあるけどどう違うの?
日曜始まりと月曜始まり、どっちがいいの?
1日の時間軸ってあったほうがいいの?
普段から使っていない人には当然です。
使っている人だって迷うこともあります。
この記事では、長年手帳を愛用し様々な種類の手帳を試してきた私が、手帳の選び方のポイントを紹介していきます。
手帳の選び方!まず種類を知ろう!
手帳を選ぶためにまず知ってほしいのが、手帳の種類です。
選ぶにはどのような種類があるのかを知っているのと知らないのとでは全く変わってきますよね?
手帳の種類は大きく3種類あります。
- とじ手帳
- システム手帳
- モジュール手帳
これでピンときますか?
特にこのモジュール手帳に関してピンとこない方が多いのではないかと思います。
では、この3種類の手帳がどのようなものなのかをそれぞれ解説していきます。
とじ手帳
とじ手帳とは、カバー、1年分のページやメモなどが最初からセットになっている製本された手帳です。
一年分のページは手帳によって異なりますが、1年間のカレンダーや、月間や週間に分かれたページなどがあります。
年齢の早見表や地下鉄の路線図など、それぞれに便利な機能の付いたもの多数あります。
綴じ手帳の価格はそれほど高価ではなく、大体が2,000円程度以内という価格です。
カバーもページも、その他のメモなどもすべてがセットになっているので、手帳を書き始めるには一番とっつきやすいものになっています。
システム手帳
システム手帳とは、カバー、中のページやメモなど、すべてが別売りになっているものです。
そのために価格はとじ手帳よりも高価になってしまいますが、その分自分に合った手帳にすることができます。
カバーはバインダー式になっており、その材質は本革のものや合皮のものなどがあり、手帳の閉じ方もボタンのものからジッパー付きのものなど様々な種類があります。
システム手帳の中身のことをリフィルといいますが、このリフィルにはマンスリー(月間)やウィークリー(週間)のスケジュールはもちろん、メモや付箋、さらにはペン挿しなど、多種多様に販売されています。
つまりそれは、自分にとって一番使いやすい手帳にカスタマイズすることもできるということです。
しかしその分システム手帳には難しさもあり、上級者向けの手帳といわれることもあります。
モジュール手帳
モジュール手帳というのは、カバー付きの手帳本体の中に、複数のノート型リフィル(中身)を後付けで装着することのできるタイプの手帳です。
ノート型のリフィルは、システム手帳のリフィルのように1枚1枚の紙ではなく、中身の分野ごとにノートになっています。
そのノート型のリフィルを選びさしこんでいくことで、システム手帳ほどではありませんが自分に合ったものを選択して使うことのできる手帳です。
「ジブン手帳」というKOKUYOの出しているものが代表的なモジュール手帳になります。
公式ホームページはこちら。
手帳を選んでみる前に考えること
[chat face="man1" name="" align="left" border="gray" bg="none" style=""]手帳の種類も分かったし選んでみるかな?[/chat] [chat face="IMG_0430-e1561468812545.jpg" name="黒いちご" align="right" border="gray" bg="gray" style="maru"]そのまえに、もうすこし手帳のことを知っていきましょう。[/chat]
さて、手帳の種類を知っただけではまだまだ選ぶのは大変ですし、ここで選びに行ってしまっては買い替えなければいけない人が多く出てしまいます。
ここからが手帳の選び方でとても大切なことです。
自分がどのようになりたいか、目標や将来の人生を考えてみましょう。
手帳を書くことは人生に大きな変化を与えてくれます。
そのために重要なのが、自分がどうなりたいのかです。
これがはっきりしていれば、書き込みの量も見当がつきます。
使用例
- 貯金をするために家計のデータを取りたい人
- 仕事で結果を残すためにスケジュール管理及び把握をしたい人
- 受験のためいつまでに何をしなければならないのか、状態を書きたい人
- 家族全員の予定を把握しておきたい人
この4タイプの場合でも、書く量が全く変わってくることは想像しやすいですね。
そのため、手帳を選ぶ際には、自分がどんな人生にしたいのか、どうなっていきたいのか、何のために使いたいのか、それを考えて手帳を選びましょう。
次に考えてほしいが手帳のサイズです。
手帳は中身だけでなく、サイズも豊富にあります。
どのような目的で使うのかによって、使うサイズは変わってきます。
先ほど考えていただいた、自分がどんな人生にしたいのか、どんな目的で使いたいのかという部分から、サイズを考えていきましょう。
例えば、貯金したいという目標があり、家計管理をするのに小さい手帳では見にくいだけでなく、書きこむのも大変です。
逆に、常に持ち運んで、スケジュールの把握やメモをして、ミスを減らしたいという方には大きな手帳は不向きです。
大きすぎるのは持ち運ぶのも大変になりますし、重くなってしまうためです。
重い手帳だと、持ち運びがおっくうになってしまい、継続して手帳を持ち運ぶことが困難になるため、手帳を選ぶときに重量も考えてみましょう。
どんな人生にしていきたいのか、どんな目標や用途があるのかで手帳を選ぶときのサイズも変わってくるということです。
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手帳の中身を知って選んでみよう
サイズも考えてみたところで、重要な手帳の中身を考えてみましょう。
[chat face="man1" name="" align="left" border="gray" bg="none" style=""]ようやく手帳を選ぶんだね?[/chat][chat face="IMG_0430-e1561468812545.jpg" name="黒いちご" align="right" border="gray" bg="gray" style="maru"]そうです!ここからは実際に手帳の中身を見てみましょう。[/chat]
それでは、自分の決めた目標に立ち返ってください。
その目標のためには、どんな中身だと書きやすいでしょうか?
手帳のスケジュール欄には、大きく3タイプがあります。
- マンスリー(月間予定)
- ウィークリー(週間予定)
- デイリー(1日の予定)
マンスリータイプとは、月間ごとに記入ができるものです。
このタイプの特徴は一か月のスケジュールや何をしていたかが一目瞭然でわかることです。
その分デメリットになるのが、細かいスケジュールの記入ができないというところです。
スケジュールやメモなどをあまり書き込まない人におすすめです。
使用例
貯金のための家計改善をしたい人が家計簿のように使い、1日の出費や収入などの書き込みをするのに便利で、大きいサイズだとなお書きやすいです。
ウィークリータイプは一週間ごとに記入ができるものです。
最近のウィークリータイプには様々な種類があります。
1日の時間軸が縦についているバーチカルタイプ。
左ページに1週間が割り振られ右ページは罫線が入っているなどしているメモ欄になっているレフトタイプ。
日にちがブロックになり1週間がわかれているブロックタイプ。
一週間が左右のページに割り振られているセパレートタイプ。
この主要なタイプのほかにも、罫線ではなく方眼になっているものなど、様々なタイプが販売されており、毎年変更が加わっています。
ウィークリータイプの手帳は、一週間の予定がいっぺんに見たい人で、そこそこに書き込みをする人におすすめです。
さらに殆どのものにマンスリーのページもついていますので、スケジュールの把握に加え、追加での書き込みをある程度必要としている人に向いているといえます。
《時間軸はあったほうがいい?》
これに関しては使う人の用途によってきます。
細かく時間ごとに予定が入る人にはあると便利ですが、そうでなければ書き込みにくいだけになることも多々あります。
1日の時間スケジュールを記入しないのであれば、時間軸はなくても書くのに問題はありません。
自分が書き込みしやすいものが一番良いです。
何時に何がある、というように書き込むことも可能です。
デイリータイプのものは、1日1ページが割り振られているんのです。
手帳によっては時間軸がついているものやToDoリストのついているものなど、それぞれの手帳で違ってきますが、共通して言えるのは1日1ページということです。
この手帳は1ページすべてを1日のことに費やせるため、書く量の多い人には本当におすすめです。
さらに1ページ全体を使えることから、手帳の中にイラストやデザインなどを記入していくこともできます。
細かいメモを手帳の中に残していきたい人にもおすすめのタイプです。
《日曜始まりか月曜始まりの選び方》
日曜始まりか月曜始まり、どちらがいいのか迷われる方におすすめするのは、慣れているほうです。
慣れていないタイプにしてしまうと、曜日を間違えるというミスが発生しやすくなります。
そのため、普段からどちらのカレンダーに慣れているのかで決めるのがよいです。
手帳を選びに行ってみよう
ここまでができたら手帳の選び方はもう大丈夫です。
後は、実際に見に行って実際に書くイメージを持ちましょう。
スケジュール欄一つとっても実際に見るとイメージがはっきりしてきます。
そして、大きさや重さを実際に見て比べ、中身のデザインや機能性も見てください。
この手帳が書きやすそう、この手帳に書きたい!
というものがあれば購入してみましょう。
手帳一冊の値段はとじ手帳の場合2,000円以内が多いです。
しかし、実際に使ってみなければその手帳が使いやすいかはわかりません。
そのため、これがよさそうというものがあれば、購入して使ってみるのがよいです。
迷ったときは自分が使いたくなるデザインの手帳にするのもよいです。
自分の気に入ったもののほうが継続しやすいためです。
手帳の選び方を知ると人生は変わっていきます
手帳で人生が変わるというのはどういうことなのか。
そこには手帳ならではの特徴があります。
最近はスマホのアプリなどでもスケジュール管理はできます。
しかし、手帳とアプリの大きな違いは手書きという点です。
手書きをすることで記憶の定着力や集中力など様々なものが変わってきます。
そして、手帳が良い理由にメモを取る習慣がつくこともあります。
これはスケジュールを忘れなくなることだけではありません。
メモを取るということで、新しいアイデアの発想につながり、気づきや創意工夫の力がついていくのです。
さらに、手書きとデジタルの大きな違いは自在度です。
手書きの場合は紙とペンがあれば後は自由自在です。
アイデアやメモなどと自由に空間を使うことが出います。
それならばノートやメモ帳でいいんじゃないの?
このように思われるかもしれませんが、手帳でつく力の中に継続力があります。
何も記述のないただのノートに書いていくよりも、手帳に書いていくほうが継続しやすいです。
手帳の値段はノートよりもかなり高いということからくる心理や、スケジュールの把握もするために持ち歩いたり記入する機会が多いです。
そのために手帳のほうが継続しやすいという理由があります。
手帳を書くことで向上する力はこのようにあります。
- 記憶の定着力
- 集中力
- 創意工夫の力
- 気づく力
- 継続力
これらの力が人生を変えると言えるのです。
そのために、自分に合った手帳選びが重要です。
自分がどんな目標や目的、どんな人生にしたいのかを考え、それから手帳を選んでみましょう。
持ち運ぶのか、家で使うのかも視野に入れて考えましょう。
手帳の中身は本当に様々あります。
なるべく買い替えることによる出費を抑えるためにも、どのような目的で使いたいのかをはっきりとイメージして選んでみてください。